どうぶつびょういん

chibi-ricky2005-06-30

おれ、はじめて ばす に のった。
ばっぐ に とじこめられて いやだったから
わんわん ほえてやった。


えつをが まわりの ひとに あやまって、
おれを こっそり、ばっぐ の そとに だしてくれた。
となりに すわっている おばさんが
おれのことを かわいい って いって なでてくれた。


だろ? おれ、ちょっと かわいいだろ?
まあ、うちべんけい だけどさ。きほんてきに。


と、おもっていたら、
えつをに「いいきに ならないの りっきー」といわれた。


おーおー。よお。


そんでもって、
いきさきは、どうぶつびょういん。
おれ、そこで、つめ も きって もらった。


おれ、つめきり だいの にがて。
きゃんきゃん あばれて おねえさんを こまらせた。


えつをが、
「すみません。だめな こ で。あばれたでしょう。。。」
と いうと、
おねえさんは、
「そうですねー。りっきーくんは おうちでは つめきり むりですねー」
と いった。


なに?
おれ、だめ? だ…だめって いわれてる?
おれ、むり? む…むりって いわれてる?


しょっくかなあ。かるく。


かえりは、おみやげに、
「こうしの あきれす」という
おいしい たべものを かってもらって、
おとなしく かみながら ばす に ゆられた。


「こうしの あきれす」…うまい。
やみつきに なりそう。


よるは、えつをに しゃんぷー されて、
ふぇらりあ という かんせんしょう よぼう の おくすり を
くびに ちゅっと さされた。


おれ、こんどは いいこ に してた。


「こうしの あきれす」のためなら
おれ、なんだって がんばれるかも。