おすわり な おれ。
きょうは、ごむばやし と えつを が おれ を おいて
でかけて いたので おれ は やや さびしんぼう だった。
はら へるわ
たいくつ だわ で
きのうに ひきつづき
すとれす まんたん。
だけど よる は
えつを が いっぱい あそんで くれた。
「きょうは おすわり おぼえようねー」と
えつを、いつもの ふくみわらい。
まじ その わらいかた きもい。
だけど おれ、おやつ ほしさ に おすわり を がんばった。
「はい、りっきー、おすわり」と いって、
えつを が りょうて を うえ に あげたら、
おれ は ちょこん と おすわり を することに したのだ。
なぜなら
そうすると、えつを が おやつ を くれて、
あたま を なでて くれるから。
おすわり を した おかげで きょうは
「いいこだねー、りっきー」と いっぱい いわれた。
ほんとうの ところは
いいこ っつうより、
くいしんぼう なんだけどさ。